アフタヌーンコンサート

今回から装いを新たに、フル編成のオーケストラと、指揮者のトークを交えての、「オール・モーツァルト・プログラム」と銘打った第13回アフタヌーン・シリーズ。

モーツァルト若干16歳の時に作曲された交響曲14番、19歳の時の作品ヴァイオリン協奏曲、35歳で亡くなる彼の集大成ともいえる『3大交響曲』の一つ第39番。まさに作曲家の音楽的成長の足跡を辿るプログラムです」

指揮者大友直人さんのわかりやすくソフトな語り口も会場を和やかに包みます。またソリスト鈴木愛理さんの溌剌(はつらつ)としたフレッシュな音色も、心地よく胸に響くコンサートでした。

終演後の舞台袖ひとこま

アフタヌーン・シリーズ 第13回

2010年5月19日(水)午後2時開演/杉並公会堂大ホール

<プログラム>

モーツァルト交響曲第14番 イ長調K.114

モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調K.218

モーツァルト交響曲第39番変ホ長調K.543

指揮とお話/大友直人

ヴァイオリン/鈴木愛理