みわ日記 九州編 2月17日唐津

japanphilblog2011-02-18

前日の移動日は小春日和の気持ちいい晴天だったのに、夜半から激しい雨となりました。なま暖かい風も吹いています。
地元の方に「お客さまのご来場に支障がないといいですね」と言ったら、
「チケット買っている方は雨でもぜったい来ますよ!」と力強い言葉。
唐津の皆さんの日本フィルへの思いを感じます。

今回、唐津はチケットの売れ行きが思わしくなく、前日の移動日に、急遽、藤岡さんに“FMからつ”に生出演していただき、PRをし
ました。
「オレにできることはなんでもするよ〜」と藤岡さん。
頼もしいマエストロです。
そして収録後、街を散策していた藤岡さんの耳に、突然、
♪ターッッラララーラ
ベートーヴェンの7番の音が!
「なっ、何事??」と振り返ると、唐津日本フィルの会会長、新郷さんの運転する宣伝カーが! 
藤岡さんに気づいて手を振ってくださったそうです。
唐津では、こうして街中を宣伝カーで流してPRするのです。
直前までコンサート成功のためにがんばる2人、偶然の出会いでした。

ソリストは4回目となる堀米さん。
12日の福岡公演後、しばらく東京へ戻っておられました。
あいかわらず冴えわたった音色が美しすぎる!“堀米ワールド”に、聴く人はくぎづけです。
演奏終了後、実行委員の方から「鳥肌が立ったわ〜」と話しかけられました。
あしたで最終日となるのがもったいないくらい、ステキな演奏です。
近県の皆さん、2/18熊本公演、お席あります!お聞きのがしなく☆

終演後、交流会が行われ、地元の方々の労をねぎらいました。
お仕事のかたわら、ボランティアでの活動はたいへんなことが多いとは思いますが、お客さまの笑顔と拍手を胸に、日本フィルといっしょに、これからも活動を継続していただきたいです。
そして、今回嬉しかったのは、唐津の力になろうと、公演が終わった福岡、北九州、佐賀の実行委員の方々が駆けつけてくださったことです。
佐賀の皆さんは、チケットもぎりも手伝ってくださいました。
ほんとうに多くの方にお世話になり、感謝の気持ちでいっぱいです。

さあ、九州公演もカウントダウンにはいりました。
あと3公演、実りある演奏をお届けします!