みわ日記 九州編2月18日 熊本

天候に恵まれなかった九州公演ですが、やっと回復に向かってきました。
例年、成績優秀地区の熊本ですが、例年になく苦戦されています。
お天気がよいのが嬉しいです。当日券に望みを託します。

堀米さんは今日が九州公演最終日。
今日の演奏もますます輝いています。美しい音色がホールいっぱいに響きます。
コンチェルト終了後拍手がなりやまず、堀米さんは何度もカーテンコールされ、
ついにアンコールを弾いてくださいました。
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番“ラルゴ”、
藤岡さんも日本フィル楽団員も、この度の共演の感謝を胸に、
お客さまと一緒にうっとりと聴きほれました。
途中で東京へ帰っての長いツアー、ほんとうにハードだったと思いますが、
“堀米シベリウス劇場”とも言うべきすばらしい演奏空間を共有した、
得難い幸せは、私たちの心にずっと残るでしょう。
若手の楽員たちが、「一緒に写真をとってください♪」と堀米さんを囲んでいました。
彼女がどれほどメンバーからリスペクトされているかがよくわかります。
6月にラザレフと共演するブラームスのコンチェルトが今から待ち遠しいです!

公演終了後のビアホール“オーデン”での交流会では、
おいしいドイツビールとお料理に、話がおおいに弾みます。
チケットの数が伸び悩んでいた熊本ですが、
今回、過去最多の30名の一般の方が交流会に参加されました。
これは、日本フィル市民サポーターが、着実に定着している証だと感じます。
藤岡さん、堀米さんも多くの方々とおおいに交流し、
一緒に写真を撮ったり、おしゃべりをしたり、楽しい時間を過ごしました。
こういった活動ができるのも、36年間にわたり種まきをし続けている、
九州での“市民とともに歩む”活動の花であり、実だと思います。
その活動を支えているのは実行委員会の方々ひとりひとりの存在です。
熊本日本フィルの会の皆さんの顔が次々に浮かび、
感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

尽きない感謝の念を胸に、さあ、旅行もいよいよ大詰めに!
あす&あさってはマチネです。楽員の皆さん、体調管理は万全に!!