ワークショップと45分。

高井戸東小学校で、先生と一緒にワークショップ授業をしている。3日間おこなうが、今日が最終日。
子どもたちが創った「自分たちの春」の音を聴きあう日である。
小学校の授業の1時限は、45分。教育現場に入っていこうと思ったら、この45分とは縁が切れない。
子ども頃はこれでも長かったが、先生と協力して授業を行う音楽家にとっては、「短すぎる!」
確かに。45分1単位でワークショップをするのは初めてである。
子どもたちが自ら考え、発見するのを待つには45分は短い。
ファシリテーターがうまいきっかけを、絶妙なタイミングで投入しないと、雑談タイムで終わってしまう。
日本フィルが取り組むワークショップでは、「先を知らせない」というのが大きな特徴だと思っていたが、
さすがにこの2日間、授業がはじまる前に子どもたちへ音楽家は「今日の目標」を伝えていたようだ。
しかし今日の合同授業の最後にある「種明かし」についてはまだ知らせていない。
「ガッテン」してくれるといいなと思っている。

Education I.