プラシド・ドミンゴ コンサート イン ジャパン2011

世界的テノールプラシド・ドミンゴ氏が来日され、昨日NHKホールでコンサートが行われました。
地震原発の騒ぎで海外アーティストの来日が数多くキャンセルされる中、あの「ドミンゴ」が来てくれたのです。
そして今回彼のバックを務めたのが、ユージン・コーン指揮の日本フィルハーモニー交響楽団


今月8日には杉並公会堂ドミンゴが来て、一緒にリハーサルを行いました。
圧倒的なオーラにオーケストラも事務方も驚くばかり。。。
グランサロンで響く声はまさにドミンゴそのものでした。

そして昨日、NHKホールで伝説的なコンサートが行われたのです。
ゲネプロでは、途中参加したドミンゴが指揮者に促されて指揮台で棒を振る嬉しいハプニングも。
本番ではオペラやオペレッタ、ミュージカルの名ナンバーが、ドミンゴとソプラノのヴァージニア・トーラによって歌われました。
もちろんオーケストラによる序曲や間奏曲も。
終演間際には今回の震災に触れたドミンゴによるスピーチが行われ、日本語による「ふるさと」が会場のお客様とともに歌われました。
そしてスタンディング・オベーションの中、感動的な公演は終了したのです。

数々のコンサートが中止や変更に追い込まれている中、まさに超一流のドミンゴが日本に来てコンサートを行ってくれた事実は、計り知れない大きな意義があると言えるでしょう!

なお、今回のコンサートはNHKによって収録が行われました。
5月中ごろには放送予定ですので、スケジュールが判り次第、皆様にもご案内いたします。

NHKで放送されたニュース映像はこちら
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110411/k10015219601000.html

なお13日にもサントリーホールにおいてドミンゴと日本フィルの共演が実現します。