九州公演特集 プレコンサートリポート始めます。まずは大牟田から。

2月の立春を過ぎたあと、日本フィルは毎年九州公演を行います。
日本フィルの活動の3本柱の1本である「リージョナル・アクティビティ(地域活動)」の最大規模なこのツアーは、九州の市民の皆さんの活動により開催されています。
九州各県に市民の皆さんが結成して下さっている「日本フィルコンサート実行委員会」があり、日本フィルの大切な同志の皆さんたちです。
今年もあと1ヶ月ほどで始まる九州公演。
それに先駆けて2011年11月に室内楽にて「プレコンサート」で訪れた際の、実行委員会より、いくつかリポートを頂戴しています。

今日から少しずつ、頂いたリポートや写真をご紹介したいと思います。

「今日のコンサートはとってもみなさん喜んでくださって、このまま、別れがたい、という話もひそひそと、伝わって参りまして、それでみなさんに、ちょっと思い出の話をしたいと思います。・・・」

とコンサート後お話を始められたのは、「大牟田日本フィルの会」の代表で、「コーヒーサロンはら」のオーナーでいらっしゃる原さんです。

大牟田日本フィルの会からは、演奏の様子を撮影したDVD(素敵な表紙つき)を送っていただきました。

11月13日〜20日にかけての旅の弦楽四重奏メンバーは
松本克巳、大貫聖子、佐藤玲子、山田智樹でした。

この日、11月13日メンバーの演奏活動の紹介として、原さんは阪神・淡路大震災東日本大震災での日本フィルの被災地支援演奏や、坂本弁護士「救出コンサート」のお話をされました。
松本がお話を引き継ぎ、「大牟田も、毎年日本フィルが行けるというのはすごいことで、僕らも少しでも色々なところへ行って、音楽を身近に感じてもらえればよいなと思います。今回、東日本大震災被災地へ行った時に、『地震がなかったらこの音楽に接することはなかった』という言葉まで頂いた。それまで一度も接していなかった、ということが、やはり我々音楽家としては、寂しい。そういうことがないように、いろんなところへ行って、身近に、生の音楽のよさをわかってもらえることによって、日々頑張ろうという気持ちになってもらえれば。」
と長くかかるであろう日本フィルの被災地支援活動や、演奏へのご支援をお願いしました。

日本フィル第37回九州公演 大牟田公演は、2/12(日)
大牟田文化会館大ホールで14時開演です。

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次は、唐津からのリポートです。