ラザレフの名曲コンサート

待ちに待ったラザレフ公演！
さすが、舞台を知り尽くしたラザレフのこだわりぬいたプログラミング。
テーマは「少女の夢」。

曲がはじまるなり、客席をくるりとむいて、
「ほらいいでしょう〜」とにっこりするラザレフ。
《シンデレラ》のさまざまなシーンが万華鏡のように広がっていくから不思議です。
12時の鐘がなるころには、はじめてシンデレラを
読んだときのようにどきどきしながら聴いていました。

後半は《くるみ割り人形》！
テンポも全体的に早い。
どんどんラザレフワールドにひきこまれ・・・・
「くるみは全部の曲がいいんだよ。
だからバレエの伴奏ではなく、コンサート用として演奏するのは最適！」
というラザレフの言葉に納得。
「アダージョ」のところでいつの間にか指揮台をおりて
チェロににじりよっていたのにはびっくりしました（笑）
アンコールの「トレパック」も最高♪

公演が終わって楽屋にかけつけたころにはすでにラザレフの姿はなく…。
「ウォッカが待っている！」と約束の時間までに
着替えをすませようと足早にホテルへ戻ってしまったとのこと。
公演が終わるまで禁酒を貫くラザレフ。
今日はようやくオフですが、
きっと週末のスコアとじっとむきあっているに違いありません。
やはり、かなり、素敵です。

昨日のコンサートの感想をコメントにてお待ちしていまっす。