みわ日記
第九公演を週末に控え、
コバケンマエストロの合唱指導が行われました。
まずは東京音大のみなさん。
マエストロの指示が出ると、合唱の声色が次々と変わります。
さすが若いだけあって、飲み込みが早い!
モチベーションがどんどんあがっていくのがわかります。
人生のこの時期に、ベートーヴェンの「第九」に触れることは、
彼らの人生にきっと大きな影響を与えることでしょう。
次は日本フィルハーモニー協会合唱団のみなさん。
マエストロは、ベートーヴェンが乗り移ったかのように、
合唱団を導いていきます。
ベートーヴェンが遺書を書いたハイリゲンシュタットを
自ら訪れたことを話されて、
「…ここで、ベートーヴェンは涙を流しています…」と
オーケストレーションの意味を説明される説得力はすばらしく、
合唱団の方々の心にも強く響いたことだろうと思いました。
《ベートーヴェンの語り部》小林マエストロの創り出す歓喜の世界、
ステージと客席、多くの皆さまと分かちあう瞬間がとても楽しみです!
企画制作部みわ