コンサートづくり。

大田区でも出張室内楽をしていた本日。
夕方、
二期会の事務所に伺って、
11月7日の「東京ガス オータムコンサート」の
台詞合わせを行う。

東京ガス株式会社には、
エデュケーションで多大なご協賛を頂いたりと、
とてもお世話になっている。
去年からは、このコンサートにご協賛いただき、
小平にある「ガスミュージアム」にて、
バリトン弦楽四重奏トロンボーンの編成で、
小粋な劇仕立てのコンサートを行わせていただいている。
作曲、編曲、台本、構成は作曲家の三枝木宏行さん。

コンサートの主役は、
吉川健一さん(バリトン)の演じる明治の東京ガスの「点消方(てんしょうかた)」だ。
男が今日も街の灯を点し終えたところから物語が始まる。

「生活の中に灯りがあり、音楽がある」というフレーズがちらしに美しい、
ガスや歴史やエネルギーに関するエデュケーションにもなっている(!)、
素敵な作品だ。

去年のコンサートの台本をリニューアルし、
歌も増やして頂いた。
秋の深まる時季にぴったりな、
よいコンサートになりそうでわくわくしている。

エデュケーション井上