山田和樹の西方見聞録2011-12シーズン 2012年 3月7・8日マルメ交響楽団 

ロシアからそのままマルメへ。ハードなスケジュールが続くのは大変だが、素晴らしい音楽が出来ることは何よりも幸せなことだ。
マルメはスウェーデン第3の都市。もう少し華やかな街並みを想像していたのだが、割とドイツ風な様相だった。
しかし、川沿いの夜景はキレイだった!
サンクトペテルブルグに引き続き、ベートーヴェン第3交響曲「英雄」だったのだが、緻密なアンサンブルが行き届い
ていた。
ブラームスのヴァイオリン協奏曲には諏訪内晶子さんを迎えて。日本人の指揮者とソリストが一緒になることは、そうそうない機会なのでとても嬉しかった。理性的で知的、それでいて情緒豊か、という素晴らしいブラームスを堪能させていただいた。