2013-11-13から1日間の記事一覧

2013年11月12日のツイート

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山田和樹の西方見聞録 9月20・21日 トゥルク・フィルハーモニー管弦楽団

フィンランドー森と湖の国。ムーミンとサンタクロースの故郷としても知られている。作曲家ではシベリウスを輩出した国だ。 トゥルクは、そのフィンランドの第3の都市にあたる。首都ヘルシンキから西に電車で約2時間の場所にある。 実は僕がここを訪れるの…

山田和樹の西方見聞録2011-12シーズン  2012年 8月2・3日ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭 

今回は初共演のパリ室内管弦楽団と参加。モーツァルトの交響曲35番と38番のほか、僕の大好きな二人のピアニストと 一緒できることになった。ジャン=クロードゥ・ぺヌティエさんはフランスを代表するベテランピアニスト。 昨年もモーツァルトでご一緒して感…

山田和樹の西方見聞録2011-12シーズン  2012年 7月2・4日スイス国際音楽アカデミー 

小澤征爾さんが主宰しているアカデミー。世界コンクール優勝者などの強者を集めて弦楽四重奏曲(カルテット)を勉強する、という大変ユニークなもの。本当にすごいレヴェルの若者が結集する。小澤さんが来られないため代役で。といってももう3年目。 自分自…

山田和樹の西方見聞録2011-12シーズン  2012年 6月13・14日プラハ交響楽団

街並みが世界遺産に登録されている美しい都市・プラハ。モルダウ河に、旧市街に、路面電車に、どこかノスタルジーを感じさせる街でもある。 有名なホールは2つ。チェコ・フィルの本拠地のドヴォルジャーク・ホールと、プラハ交響楽団の本拠地のスメタナ・ホ…

山田和樹の西方見聞録2011-12シーズン  2012年 5月9・10日バーミンガム市交響楽団 

現在のベルリン・フィルの音楽監督サイモン・ラトル氏が、一躍脚光を浴びる舞台になったバーミンガム。それまでよく知られていなかったオーケストラを鍛え上げて一流レベルにした、という栄光のストーリー。 現在の音楽監督は、これまた破竹の勢いのアンドリ…

山田和樹の西方見聞録2011-12シーズン   2012年 4月19日〜21日ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送交響楽団

何とも長い名前のオーケストラである。近い2つの街のオーケストラが合併して、このような名前になった。 ザールブリュッケン放送響といえば、何度も来日していて、ミスターSの名で親しまれている巨匠・スクロヴァチェフスキさんとのコンビの印象が強い。 と…

山田和樹の西方見聞録2011-12シーズン 2012年 4月6日〜14日イル・ド・フランス国立管弦楽団パリ近郊ツアー 

ベートーヴェン第1交響曲とモーツァルト「レクイエム」を7公演! 4月6日の初日が始まってしまうと、直しのリハーサルが取れないスケジュールだったので、僕はパート譜書き込み作戦を実行。毎日本番前に早く会場入りして、全部のパート譜にバランスなどの…

山田和樹の西方見聞録2011-12シーズン 2012年 3月7・8日マルメ交響楽団 

ロシアからそのままマルメへ。ハードなスケジュールが続くのは大変だが、素晴らしい音楽が出来ることは何よりも幸せなことだ。 マルメはスウェーデン第3の都市。もう少し華やかな街並みを想像していたのだが、割とドイツ風な様相だった。 しかし、川沿いの…

山田和樹の西方見聞録2011-12シーズン 2012年 3月4日サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団 

サンクトペテルブルグ交響楽団と言うと、2つオーケストラがある。 ドミトリーエフさん率いる「アカデミー」と付けて呼ばれるオケと、以前はムラヴィンスキー、今はテミルカーノフさん指揮するこのフィルハーモニーオケだ。ロシアではこのように、ほとんど同…

山田和樹の西方見聞録2011-12シーズン 2012年 2月26・27日ワイマール歌劇場管弦楽団 

ドイツのオーケストラの前に立つと、自分のドイツ語の未熟さを痛感するのが常なのだが、ここワイマールでは違った。 言葉の壁を感じない。何でこんなに皆にこやかなんだろう。ドイツのオーケストラではないような、、そんな錯覚を感じさせる明るい雰囲気。気…

山田和樹の西方見聞録2011-12  2011年 12月2日フランクフルト放送交響楽団 

ドイツの中で高層ビルが立ち並ぶ、といったらここフランクフルトくらいだろう。巨大空港の機能と共にドイツビジネスの中心地である。 オーケストラは名門中の名門。かつてエリアフ・インバルさんが音楽監督で、マーラーやブルックナーを取り上げていた黄金期…

山田和樹の西方見聞録2011-12シーズン 2011年 11月17・18日ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団 

フランスとドイツの国境にある街。昔から交通と貿易の要所であり、ドイツ領になったりフランス領になったり歴史的に翻弄されてきた街でもある。両国の文化が混在していて、街を歩くだけで面白い。宮崎アニメ「ハウルの動く城」のモデルになったとされる家も…

山田和樹の西方見聞録2011-12シーズン  2011年 11月7・8日ローザンヌ室内管弦楽団 

ジュネーヴで演奏会をした翌日には、もうローザンヌでリハーサル開始という強行スケジュール。距離が近くて助かった。 レマン湖畔に行けば、まったく時が止まったかのようなローザンヌ。ジュネーヴとは雰囲気も人の気質も違ってくる。 まず、オーケストラが…

山田和樹の西方見聞録2011-12シーズン 2011年 11月3日スイス・ロマンド管弦楽団 

2010年6月に代役で初共演して、2012年9月から「首席客演指揮者」に就任することが決まっていたのだが、就任前に何とか1回は演奏会をしておきたいという僕とオーケストラ双方の希望の中、実現したコンサート。前半はガーシュイン、後半はラヴェル、という…

山田和樹の西方見聞録2011-12シーズン  2011年 9月29日〜10月2日ラ・フォル・ジュルネ音楽祭inワルシャワ 

ラ・フォル・ジュルネ音楽祭の動きはいつも急展開だ。プロデューサーのルネ・マルタン氏のインスピレーションによって 運営されているといっても過言ではない。このワルシャワへの出演も急遽決まった。急遽決まった割には、出演回数が 4回と多く、オープニン…

山田和樹の西方見聞録 2011-12シーズン 2011年 9月24・25日 ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団 

いわゆる旧東のオーケストラは概して愛想が良いとは言えない。少なくともラテン系のオーケストラのように、お互いが ウィンクしていたら上手くいく、なんてことはない。 ドレスデンはヨーロッパ随一といってもいい美しい街。オペラハウスの荘厳な佇まいを目…